1947-11-22 第1回国会 参議院 予算委員会 第24号
私も聊か経済学を噛つておりまして、この豫算がインフレ豫算であり、健全豫算でないということは分つております。これは他の方々がこり公聽会で指摘されたことでありましようが、インフレであることの要素は外にあるはずであります。決して六・三制の豫算を五十億円に増額したからと言つて、インフレというものがより促進されるということは考えられません。
私も聊か経済学を噛つておりまして、この豫算がインフレ豫算であり、健全豫算でないということは分つております。これは他の方々がこり公聽会で指摘されたことでありましようが、インフレであることの要素は外にあるはずであります。決して六・三制の豫算を五十億円に増額したからと言つて、インフレというものがより促進されるということは考えられません。
以上私が申しました諸點は、直接この農業の生産に役立ち、増産に役立つことなのでありまして、こういう方面の豫算は、たとえインフレ豫算といえども、思いきつて計上することが必要ではないかと思うのであります。 最後に歳入關係につきまして、直接農民の立場から申し上げたいのであります。第一は非戰災關係の課税であります。これは農民への大衆課税でありまして、われわれは斷然反對したいのであります。
本年の豫算が二千六十六億になつたということを新聞で知りまして、これはインフレ豫算だなという感じを受けたのであります。日本はすでに戰爭經濟を脱却しておるはずであります。今日は平和經濟を行つておるのであります。しかるにこの二千六十六倍というような厖大豫算、これははたして平時の豫算であるべきものであるか、どうであろうか。